水道料金が少し下がること
ポストを開けたら、水道料金のお知らせが入っていました。いつもに比べて異常に安い、「え、何で?」
ギャラリーは水道はあまり使わないので、基本料金の中に入っていて、いつも同じ料金、それが何と半分以下になっています。「何かの間違い?」とよーくお知らせをみたら「物価高騰下の暑さ対策として、今夏4か月に限り小口径の水道料金を無償としています」とあります。電気の割引はよく聞くし、今年の夏も実施されているけれど、水道ってめずらしい。4か月だけとはいえ半分以下になるのはありがたい。東京都水道局すばらしい!
数日後、自宅の水道料金のお知らせも届きました。あれ、確かに安くなっているけれど、少し安くなったかなという程度でしかありませんでした。自宅ではお風呂にもはいるし、洗濯もする。料理もつくる。水道の使用量はギャラリーよりずっと多いわけです。同じ金額が割引されているにも関わらず、この感覚の差って何?
正確に言えば、どちらも同じ呼び径なので、2340円の同じ割引なのですが、約3600円から引かれるのと、約10000円から引かれるのとは、随分感じ方が違うものです。
皆から基本料金(この場合は2340円)という絶対値を引くのは平等だと思います。けれど、いつも使っている量によって相対的に感じかたが違うのは、面白いなと思うと同時に、似たようなことでどこかで騙されているのかもしれないという怖さも感じてしまいました。
人間の心理は興味深い、よく考えて生きていかねばと思うささいなできごとでした。
今週の展示は、和田泰右個展「capture〜Life goes on〜 」。活動20周年の記念個展。 自らデザインのファッションと写真のおしゃれな展示です。音楽もあわせた素敵空間へ是非お越しください。
今日からgramさんとコラボ、韓国流行の1点ものTシャツなどの販売もあります。和田泰右自らチョイスしたこの日しか手に入らない限定アイテムだそうです。
22日まで、是非お越しください。